コンビニ野菜は危険?安全?管理栄養士が徹底解説!

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『コンビニのカット野菜は、洗浄の際に消毒が使われていると聞いたけど本当かな…』

『体に悪そう…』

そのような疑問をお持ちの方はいませんか?

たしかに、生で食べるような野菜に消毒が使われているとなると不安ですよね。

結論から申し上げると、コンビニ野菜は、次亜塩素酸ナトリウムが使われていますが、厚生労働省でも認められている食品添加物なので安全です。

次亜塩素酸ナトリウムを使うことで、野菜についている微生物や菌を取り除き食中毒を予防することができます

今回は、『なぜコンビニ野菜が危険と言われているのか』『安さの秘訣とは何なのか』について解説していきます。

記事を読んでいただくと、コンビニ野菜の安全性を確認することができます。

また、日々の生活習慣の中で手軽に野菜を取り入れることができます!

コンビニ野菜を使ったレシピも紹介していますので最後までご覧ください♪

目次

コンビニ野菜が危険ではない理由

コンビニ野菜が、危険・不安と言われている理由は、コンビニ野菜を洗浄する際に使われる次亜塩素酸ナトリウムが原因と考えられます。

しかし、次亜塩素酸ナトリウムは厚生労働省で認められている食品添加物であるため安全です。

安全である理由は、3つあります。

  1. 次亜塩素酸ナトリウムは、再び洗浄される
  2. 厚生労働省で認められている食品添加物である
  3. 食中毒の危険性が減る

それぞれ解説していきます。

次亜塩素酸ナトリウムは、再び洗浄される

カット野菜の殺菌に使用される次亜塩素酸ナトリウムの濃度は0.005〜0.02%であり微量です。さらに、製造工程の最後にもう一度洗うため体の中に入る量は微量です。

洗浄過程は以下の通りです。

  1. 材料を選別
  2. 流水で3回以上水洗い
  3. 中性洗剤で洗浄
  4. 流水で十分にすすぎ洗い
  5. 次亜塩素酸ナトリウム等で殺菌
  6. 流水で十分にすすぎ洗い

出典:大量調理衛生管理マニュアル

厚生労働省で認められている食品添加物である

次亜塩素酸ナトリウムでの消毒・雑菌は厚生労働省でも認められており、人体にも影響がないとされています。

さらに、健栄製薬が行ったラットに次亜塩素酸ナトリウムを投与した実験では、次のような結果になっています。


  • マウスに500ppm(0.05%)及び1000ppm(0.1%)次亜塩素酸ナトリウムを飲料水として投与したところ、軽度な体重増加抑制が見られたが、発癌性は認められなかった。
  • ラットを用いた発癌性試験(雄;0.05%,0.1%、雌;0.1%,0.2%、イオン交換水投与)においても発癌性は認められなかった。

出典:健栄製薬 次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウム0.05%及び0.1%をラットに投与しても、発がん性はみられず、人体に影響はないと考えられます。

コンビニ野菜に使われている次亜塩素酸ナトリウムは、0.005〜0.02%です。

また、製造工程の最後で流水で洗い流すため体の中に入る次亜塩素酸ナトリウムは0.005%以下であり、安全であることが分かります。

食中毒の危険性が減る

野菜を洗浄する際に、次亜塩素酸ナトリウムを使うと食中毒の危険性が減ります。

野菜には食中毒原因菌やウイルスが付着しているため、次亜塩素酸ナトリウムを使わなければ、付着している食中毒原因菌やウイルスを食べてしまい食中毒にかかる恐れがあります。

このようにカット野菜の製造過程で使用される次亜塩素酸ナトリウムは、国にも認められているため、安全性が保障されているということが分かります。

安全性に努めるコンビニの取り組み

ここまでは、コンビニ野菜が安全である理由について説明してきました。

では実際コンビニでは、安全に食べてもらうためにどのような取り組みを行なっているのか、説明していきます。

ローソン

ローソンでは、お客さまの健康な食生活を支えるためにさまざまな努力をしています。

例えば、野菜の製造工程へのこだわりや自社ファームを作り安全な野菜の提供に力を入れています。

カット野菜の工程

  1. 工場に届いた野菜をカット
  2. 丁寧に汚れや雑菌を次亜塩素酸ナトリウムで取り除く
  3. 最後に冷水で徹底洗浄

※対象は「キャベツ千切り」「カットレタス」「ミックスサラダ」「彩りグリーンサラダ」の4品

ローソンでは、合成着色料や保存料は使っていません。また、最後にしっかり冷水で徹底洗浄しているので、洗わずそのまま食べることができます。

国内生産により食の安全性を確保

ローソンでは、安心・安全な野菜を提供するため、全国にローソンファームという農場を設立しています。

ローソンファームでは、種を植える前に土壌診断を行い、作物の生育状態に応じて適切な栄養を供給できるよう土壌にもこだわっています。

また、全国にローソンファームがあることで、新鮮かつ安全な野菜を食べることができます。

出典:ローソン カット野菜のこだわり

出典:ローソンファーム

セブンイレブン

セブンイレブンでは、専用工場の衛生管理やお店の衛生管理を徹底して行っています。

また、お客さまに安全・安心にお届けすることを第一に考えています。

放射性物質の検査

セブンイレブンでは、お客様が安心して買い物ができるよう定期的に放射性物質測定器で野菜の検査を行っています。


・プライベートブランド「三ツ星野菜・果実」の場合、バイヤーが産地に出向き、土壌の検査やサンプルの自主検査を実施し、基準を満たした商品のみを販売しています。

・イトーヨーカドーの「顔が見える食品。」でも放射性物質検査を実施し、結果をホームページで公開しています。


出典:イトーヨーカドーの放射性物質検査の結果

出典:ヨークベニマルの放射性物質検査の結果

徹底した品質管理

セブンイレブンでは徹底した品質管理が行われています。例えば、セブンの野菜がシャキシャキの理由は、配送時の温度管理がしっかり行われているからです。

畑で収穫されたレタスは、低温保管され、温度を管理した配送車で運ばれます。

そのため、ダメージが最小限に抑えられ、シャキシャキした食感が維持できるのです。

さらに、サンドイッチなどのフレッシュな野菜は、コールドチェーンと呼ばれる仕組みで運ばれています。

産地から店舗まで一貫して最適な温度(非加熱調理する葉物類は 10°C、果菜類は15°C以下)で徹底管理をしています。

出典:セブン 食の安全・安心への取り組み

出典:セブン 品質管理体制の構築

ファミリーマート

ファミリーマートでは、食材の調達から消費までのさまざまなリスクを未然に抑止するため、製造管理や品質衛生管理のレベルアップを実施しています。

植物工場で栽培された安心・安全な野菜

ファミリーマートでは、2015年4月から植物工場で栽培された野菜を導入しています。

室内で栽培しているため、虫がつかず農薬を使用する必要もないため安心して食べることができます。

商品に適した温度管理

ファミリーマートでは、配送時の温度管理を食材や商品ごとに①冷凍②チルド③定温の温度帯に分け、徹底した温度管理を行っています。

①冷凍(-25℃以下)

②チルド(3~8℃)

③定温(18℃~22℃)

また、常に新鮮な商品をお届けするために配送車両には、「定温室」と「チルド室」の2つを備え、私たちの手元に素早く届くよう工夫しています。

出典:ファミリーマートの安心・安全への取り組み

出典:ファミリーマート 安心・安全な野菜の普及

コンビニ野菜が安い理由

続いては、コンビニ野菜が安い理由についてです。『品質にもしっかりこだわっているのにもかかわらずなぜ安いのか』について解説していきます。

結論から申し上げると、コンビニ野菜が安い理由は大きく分けて2つあります。

①コンビニ野菜は価格変動を受けにくい

②気候に左右されない栽培方法

詳しく説明します。

コンビニ野菜は価格変動を受けにくい

大型スーパーのような大量仕入れを行っているところは、安く販売できるというメリットもありますが、天候の影響を受けやすいというデメリットもあります。

天候が悪く作物が不足してしまうと、価格は大きく値上がりします。一方、コンビニでは定価販売を基本としているため、天候が悪くても価格は安定しています。

気候に左右されない栽培方法

先ほども説明したように、近年ではコンビニ独自の栽培方法を行なっているところもあります。例えば、ファミリーマートなどは、室内工場での栽培も行っているため、気候に左右されず安定して安い値段で販売することができます。

管理栄養士が選ぶおすすめのコンビニ野菜

ここまでは、コンビニ野菜の安全性・安さについて紹介してきました。

続いては、どのようなコンビニ野菜を選ぶと良いのか各コンビニごとに紹介していきます。

ローソン

6品の野菜炒め

ローソン標準価格 112円(税込)

6品目のカット野菜が入っています。

  1. もやし
  2. 人参
  3. にら
  4. キャベツ
  5. キクラゲ
  6. 玉ねぎ

野菜たっぷりラーメンや中華炒めにすると、様々な種類の野菜をしっかりと摂ることができます。

肉入りカット野菜 130g

ローソン標準価格 108円(税込)

ローソンの冷凍野菜です。1袋に豚肉と6種類の野菜が入っています。

  1. 豚肉
  2. キャベツ
  3. たまねぎ
  4. にんじん
  5. たけのこ
  6. きくらげ
  7. 青ピーマン

野菜やタンパク質がなかなか摂れない方は、野菜炒めや焼きそばの具に入れることで、しっかりとお野菜を摂ることができます。

1/2日分の緑黄色野菜のサラダ

ローソン標準価格 330円(税込)

1パックで1/2日分の緑黄色野菜を摂ることができます。

  1. かぼちゃ
  2. ミニトマト
  3. にんじん
  4. グリーンレタス
  5. むらさきキャベツ 
  6. 玉ねぎドレッシング
  7. ブロッコリー

見た目や彩りもよく、緑黄色野菜がなかなか摂れない人におすすめの1品です。

セブンイレブン

セブンプレミアム 彩り大根ミックス

セブン価格 128円(税込138.24円)

洗わずそのまま食べられるカット野菜です。

また、1袋で1日の1/3の野菜を摂ることができます。

ビタミンCが豊富なパプリカが含まれていたり、ビタミンがなかなか摂れない方にもオススメの商品です。

セブンプレミアム レンジで簡単グリル野菜 

セブン価格 198円(税込213.84円)

レンジで温めるだけで、すぐに食べられる冷凍カット野菜です。

  1. なす
  2. ズッキーニ
  3. 赤ピーマン
  4. 黄ピーマン
  5. 紫玉ねぎ

ミネストローネやパスタに入れると栄養価がアップします!

10種具材のミックスサラダ

セブン価格 188円(税込203.04円)

1パックで10種類もの具材が摂れるサラダです。

海藻類も入っており、ビタミン・ミネラルがしっかり摂れます!

  1. わかめ
  2. 海藻ミックス
  3. コーン
  4. ブロッコリー
  5. 赤玉ねぎ
  6. 大根
  7. きゅうり
  8. 紫キャベツ
  9. サニーレタス
  10. プチトマト

ファミリーマート

にらもやし炒めセット

ファミリーマート価格 93円(税込100円)

洗わずにそのまま調理できる1品です。

  1. にら
  2. もやし
  3. にんじん

豚肉と炒めるのも良いですし、蒸し野菜にするのもヘルシーでオススメです。

このまま使える乱切り 揚げナス

ファミリーマート価格 100円(税込108円)

ナスが揚げてある冷凍カット野菜です。

面倒な揚げ物の手間が省けます!忙しい主婦にオススメの1品です。

麻婆豆腐や煮浸しにするのも良いですし、味噌汁に入れるのもコクがでるためオススメです!

サラダチキンのサラダ

ファミリーマート価格 184円(税込198円)

蒸し鶏とお野菜たっぷりのサラダです!忙しくてタンパク質やお野菜を摂る時間がない方にも手軽に摂れるためオススメです。

コンビニ野菜を使ったレシピ

ここからは、コンビニ野菜を使った簡単レシピを紹介します!

今回使用するのは、セブンイレブンの『レンジで簡単グリル野菜』です。

レシピ名:『グリル野菜のスパニッシュ風オムレツ』

《材料》

  • ひき肉・・・120g
  • セブンのグリル野菜・・・1袋
  • ニンニクチューブ・・・0.5センチ
  • 生姜チューブ・・・1センチ
  • 卵・・・2個
  • 塩コショウ・・・適量
  • サラダ油・・・小さじ1

《作り方》

  1. セブンのグリル野菜は、電子レンジ600w1分半加熱する。
  2. 卵は割りほぐし、塩コショウする。
  3. フライパンにニンニク、生姜を入れひき肉を炒める。 
  4. お肉に色がついたらグリル野菜を加える。
  5. ボウルに移し2を加える。
  6. フライパンにサラダ油を入れて熱し、5を流し入れる。
  7. 半熟になったら弱火にし、蓋をして両面焼く。

コンビニ商品で手軽に野菜を食べよう

今回は、コンビニ野菜の安全性について説明してきました。

コンビニ野菜は、次亜塩素酸ナトリウムが使われていますが、厚生労働省でも認められている安全な食品添加物ということが分かりましたね。

毎日ご飯を作っていると、メニューに困ったりら野菜が不足しがちになると思います。

そんな時、コンビニ野菜があれば手軽に料理ができて、バランスよく野菜を摂ることができます。

今日からでも実践できるため、ぜひコンビニ野菜を使った料理を取り入れてくださいね♪

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